【2025年最新版】銀行株は今が買い時?メガバンクの魅力と注意点をわかりやすく解説!

こんにちは!この記事では、投資初心者から中級者まで役立つ「銀行株」について、2025年時点の最新情報を交えてわかりやすく解説していきます。
高配当で堅実な印象のある銀行株ですが、実際のところ「今買い時なの?」「リスクは?」「どの銘柄が注目?」といった疑問を持っている人も多いのではないでしょうか?
今回は、メガバンクを中心に代表的な銀行株の特徴、投資するメリット・デメリット、選び方のポイントを深掘りしていきます!

既に持っているという方も多いでしょうか?
銀行株とは?基本をおさらい
銀行株とは、都市銀行・地方銀行・ネット銀行など、金融業を営む銀行の株式を指します。
具体的には、三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグループ、りそなホールディングス、地方銀行ではふくおかフィナンシャルグループや静岡銀行などが代表的です。
銀行は企業や個人への貸出、預金、為替、証券業務などを通じて安定した収益を上げており、経済の“血流”を担う重要な存在です。そのため、銀行株は景気や金利動向の影響を強く受けやすく、「景気敏感株」としての側面があります。
特に注目されるのは金利との関係性です。金利が上昇すると、貸出による利ざや(預金と貸出金の金利差)が拡大し、銀行の収益は向上します。
反対に低金利やマイナス金利の環境では、収益性が低下することも。最近では日銀の金融政策の転換(マイナス金利解除や利上げ)への期待が、銀行株の注目度を高めています。
また、配当利回りが比較的高いことも銀行株の魅力です。安定した利益基盤をもとに、株主還元を重視する企業が多く、長期保有に適した銘柄も多数存在します。中には配当利回り4~5%を超える銘柄もあり、「インカムゲイン狙い」の投資家にとっても人気のセクターです。
さらに、地銀株を中心に再編・M&Aの思惑が高まっていることも、株価の押し上げ要因となるケースがあります。人口減少・超高齢化といった構造的な課題に直面する中、地銀同士の統合や提携が進んでおり、将来的な成長性や効率化に対する期待も高まっています。
銀行株の魅力3選

1. 高配当でインカムゲインが狙える
銀行株の大きな魅力のひとつが「配当利回りの高さ」です。2025年4月現在、メガバンクの配当利回りは3.5%〜4.5%程度。これは日経平均全体と比較してもかなり高い水準です。
インカムゲイン(配当収入)を目的に長期保有する個人投資家にとって、銀行株はポートフォリオに組み込みやすい銘柄といえます。
2. 金利上昇局面に強い
金利が上昇すると、銀行の本業である「貸出業務」の収益が増えます。これは「利ざや(預金金利と貸出金利の差)」が拡大するためです。
2024年には日銀がマイナス金利政策を解除し、金利が緩やかに上昇傾向にあります。この流れは銀行業界にとって追い風となっており、株価にもポジティブに働いています。
3. 安定感と安心感
銀行株は急成長するタイプの銘柄ではありませんが、そのぶん業績が安定しており、財務基盤も比較的しっかりしています。特にメガバンクは規模も大きく、倒産リスクも低いため、初めての個別株投資にも適しています。

銀行株は安定感があるんだね!
メガバンク3社を比較!主要指標一覧(2025年4月時点)
銘柄名 | 銘柄コード | 株価 | 配当利回り | PER | PBR |
---|---|---|---|---|---|
三菱UFJFG | 8306 | 約1,600円 | 約3.7% | 約11倍 | 約0.8倍 |
三井住友FG | 8316 | 約7,200円 | 約4.2% | 約10倍 | 約0.7倍 |
みずほFG | 8411 | 約2,700円 | 約3.9% | 約9倍 | 約0.65倍 |
銀行株のリスクと注意点

景気変動の影響を受けやすい
銀行業は景気敏感業種です。景気後退期には企業の借入需要が減り、貸倒れリスクも増加します。その結果、業績悪化→株価下落につながる恐れがあります。
金利の急変に弱い一面も
金利がゆるやかに上がるのはプラスですが、急激な利上げや政策の不透明感は市場の混乱を招き、銀行株にもマイナス要因となります。
グローバルリスクにも注意
メガバンクは海外展開も進めており、アジアやアメリカなどの経済動向にも影響を受けます。国際情勢の不安定さが業績に反映されるケースもあります。
投資するならどう選ぶ?銀行株の選び方

- 配当利回りをチェック:高すぎず、継続性のある配当かどうかを確認。
- PBR(株価純資産倍率)で割安度を判断:1倍未満は割安とされがち。
- 自己資本比率・ROE(自己資本利益率)などの指標も重要
- 中期経営計画や海外戦略にも注目:将来性のある事業展開か?
まとめ:銀行株は堅実派におすすめの投資先!
銀行株は高配当かつ安定感があるため、「長期的に安定収入を得たい」「ローリスクな資産運用がしたい」という人にピッタリの投資対象です。
一方で、景気や金利動向に左右されやすい面もあるため、リスク分散を心がけつつ、他のセクターとバランスよく組み合わせるのがベストです。
今後の金利政策や経済の動きに注目しながら、銀行株との上手な付き合い方を考えていきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!

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