【2025年版】半導体関連投資信託おすすめ3選|成長市場に乗る分散投資の魅力とは?

半導体は、現代社会を支える不可欠なテクノロジーの中核部品です。
スマートフォン、パソコン、自動車、AI、5G、IoTなど、あらゆる分野で使用されており、その需要は今後ますます拡大が見込まれています。
そんな中、個人投資家が半導体分野に手軽に投資できる手段として注目されているのが「半導体関連の投資信託(ETF・ファンド)」です。
今回は、2025年に注目したい半導体関連投資信託を厳選してご紹介しながら、その魅力と注意点について解説していきます。

半導体は今後の未来を考えると必要不可欠だね!
なぜ半導体に投資するべきなのか?

半導体市場は、今後も長期的な成長が見込まれています。特に以下のような分野での拡大が予測されます:
- AI・機械学習:計算能力を支える高性能半導体の需要が拡大
- 自動運転車:車載用半導体市場が急成長
- 5G・6G通信:通信インフラに必要不可欠
- データセンター:クラウドサービス拡大による需要増
市場規模は2030年までに1兆ドル(約150兆円)規模に達するとも言われています。こうした成長性に着目し、世界中の機関投資家も資金を集めています。
半導体関連に投資するには?
- 個別株投資(例:NVIDIA、TSMC、東京エレクトロン)
→ 成長性は高いが、リスクも大きい - ETF(上場投資信託)
→ 分散投資が可能で、初心者にも人気 - アクティブファンド型の投資信託
→ 運用のプロが選定する銘柄に任せられる
初心者におすすめなのは、②と③の「投資信託」を活用する方法です。これにより、リスク分散と長期的な成長を同時に狙うことができます。
【2025年注目】おすすめ半導体関連投資信託3選
ここでは、日本の証券会社やネット証券でも購入可能な、おすすめの半導体投資信託を4つご紹介します。
野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)
- 運用会社:野村アセットマネジメント
- 投資対象:世界の半導体関連企業(米国中心)
- 信託報酬:年1.65%程度(税込)
📌 特徴
- 世界中の半導体関連株に分散投資
- 米国の有力企業(NVIDIA、AMD、TSMCなど)に重点配分
- 「業種別」で構成されており、セクター投資がしやすい
✅ こんな人におすすめ
- 世界的な半導体企業の成長を取り込みたい人
- 長期での資産形成を考えている人
■組入上位10銘柄(2025年4月30日時点)
銘柄 | 国 | 純資産比 |
---|---|---|
NVIDIA CORP | アメリカ | 29.1% |
BROADCOM INC | アメリカ | 18.0% |
TAIWAN SEMICONDUCTOR | 台湾 | 15.1% |
ASML HOLDING NV | オランダ | 7.1% |
QUALCOMM INC | アメリカ | 6.6% |
KLA CORP | アメリカ | 5.6% |
MICRON TECHNOLOGY | アメリカ | 4.9% |
MEDIATEK INC | 台湾 | 3.9% |
ASM INTERNATIONAL NV | オランダ | 3.4% |
SK HYNIX INC | 韓国 | 1.2% |
半導体関連世界株式戦略ファンド(通称:半導体革命)
- 運用会社:三井住友トラスト・アセットマネジメント
- 投資対象:グローバルな半導体関連企業
- 運用スタイル:アクティブ型
- 信託報酬:年1.728%程度(税込)
📌 特徴
- 世界中の技術革新企業に積極投資
- 供給網(サプライチェーン)全体に目を向けた銘柄選定
- 定期的に運用レポートが発行され、透明性も高い
✅ こんな人におすすめ
- 単に半導体製造だけでなく、関連企業全体に投資したい人
- 高いリターンを狙ってアクティブ運用を選びたい人
■組入上位10銘柄(2025年4月30日時点)
銘柄 | 国 | 純資産比 |
---|---|---|
マーベル・テクノロジー | アメリカ | 4.20% |
ブロードコム | アメリカ | 4.08% |
ラムリサーチ | アメリカ | 3.94% |
アプライド・マテリアルズ | アメリカ | 3.80% |
マイクロン・テクノロジー | アメリカ | 3.50% |
アステラ・ラブズ | アメリカ | 3.45% |
クレド・テクノロジー・グループ・ホールディング | アメリカ | 3.37% |
エヌビディア | アメリカ | 3.34% |
アドバンストエナジーインダストリーズ | アメリカ | 3.24% |
メディア・テック | 台湾 | 3.20% |
eMAXIS 日経半導体株インデックス
- 運用会社:三菱UFJアセットマネジメント
- 投資対象:日経半導体株指数に連動
- 信託報酬:年0.297%(税込)と低コスト
- 連動指数:日経半導体株指数
📌 特徴
- 日本の主要な半導体企業(東京エレクトロン、アドバンテストなど)に分散投資
- 信託報酬が低く、積立投資にも適している
- インデックス型で運用が安定している
✅ こんな人におすすめ
- 国内の半導体成長に注目したい人
- 低コストで長期投資をしたい人
■組入上位10銘柄(2025年4月30日時点)
銘柄 | 国 | 純資産比 |
---|---|---|
東京エレクトロン | 日本 | 17.1% |
アドバンテスト | 日本 | 12.0% |
ルネサスエレクトロニクス | 日本 | 11.1% |
ディスコ | 日本 | 10.6% |
ソニーグループ | 日本 | 8.7% |
HOYA | 日本 | 5.1% |
信越化学工業 | 日本 | 4.7% |
レーザーテック | 日本 | 4.4% |
SCREENホールディングス | 日本 | 3.4% |
KOKUSAI ELECTRIC | 日本 | 2.2% |
どれを選ぶ?タイプ別のおすすめ
タイプ | おすすめ商品 |
---|---|
世界に分散したい | 野村世界半導体株投資 |
成長株に積極投資したい | 半導体革命(三井住友トラスト) |
日本株中心・低コストが良い | eMAXIS 日経半導体株インデックス |
半導体投資信託の注意点
⚠ 市場の影響を受けやすい
半導体は景気敏感株として知られ、短期的には価格変動が激しいこともあります。長期視点での運用が推奨されます。
⚠ 為替リスク
外貨建て資産を多く含む投資信託は、円高・円安の影響を受ける可能性があります。
まとめ:成長産業を味方に、長期的な資産形成を
半導体関連の投資信託は、技術革新が進むこれからの時代において、非常に有望なテーマ投資の一つです。
中でも本記事で紹介した3つの商品は、世界・日本・アクティブ型・低コスト型と異なる強みを持ち、投資スタイルに合わせて選ぶことができます。
少額から始められるのも投資信託の魅力です。まずは1本から、未来を見据えた「半導体投資」を始めてみませんか?
最後まで読んでいただきありがとうございました!

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